2023年12月24日 無事是貴人
コロナの5類移行とWBCやバスケ、ラグビーなどW杯での日本選手の活躍は明るいニュースでしたが、物価の高騰と円安、ジャニーズや宝塚でのハラスメント問題など気持ちを滅入らせる出来事も相次いだ2023年でした。2023年11月28日 金色のイチョウ
当館役員の月例会議の後、帰宅する途中に金色に輝く塔が見えました。和田神社のイチョウがライトアップされて、あたかも夕闇の中にこつ然と現れた塔のように、あるいは巨大な生き物のようにも見えました。しばらく見とれていると宮司さんにお出会いし、今年から始めたと伺いました。是非一度ご覧ください。12月3日まで夕暮れから午後8時半ごろまで点灯されています。2023年11月25日 肝試し
本日は間もなく大規模改修が始まる膳所小学校で、改修前の「こわ~い」イベント肝試しが行われました。主催は膳所小学校おやじクラブで、午後3時からは初級編、午後5時からは上級編が開催。夕暮れる校内からは子供たちの悲鳴が響き渡っていました。催しの様子は12月6日NHKの滋賀地域ニュースで放送されます。2023年11月23日 新嘗祭
神前に初穂を供える宮中行事の新嘗祭。戦後は勤労感謝の日として名前を改めていますが、膳所の各神社では神前に食べ物を献上して収穫を祝う神事が行われました。新嘗祭が終わるといよいよ師走。令和5年も最後の月になります。2023年11月20日 ボランティアガイド
昨日は、膳所のボランティアガイド養成講座が開講されました。参加された11人の方たちは、ガイドの先輩田中勇一さんが話されたガイドの心得などを熱心にメモに取られていました。ガイドの講座はこれから毎月5回にわたって行われます。まちあるき体験では当館にもお越しいただく予定です。2023年11月11日 岩崎世津百寿記念茶会
昨日は、当館名誉館長岩崎世津さんの百寿をお祝いするお茶会を開催いたしました。世津さんにお会いしたいとか、膳所焼美術館の名品でお茶を楽しみたいとおっしゃる方々140人をお招きしての大茶会になりました。2023年10月29日 神輿巡行
本日開催の膳所ふれあいまつり2023で和田神社の大神輿が会場である膳所城跡公園を巡行しました。担ぎ手70人は和田神社や篠津神社、さらには公募に応じた皆さんでかつての本丸、現膳所城跡公園での神輿巡行が行われました。2023年10月27日 わが家のお宝
明日から膳所歴史資料室で「わが家のお宝展」が開催されます。祖父母の伊勢型紙や母親の南画手習帳、父親の地図コレクションなど、それぞれのお宅で思い出がつまった「お宝」ばかりです。その展示の一部には、2013年に埋められたタイムカプセルから取り出された10年前のハガキもあります。父母や子どもたちのハガキもまた家族には大切な宝物です。2023年10月24日 VR膳所城
一昨日、膳所まちづくり委員会主催で「まちづくりフォーラム」が開催され、僕が司会進行していました。パネラーの一人山本奈美さんは立命館大学の学生さんたちとVRでの膳所城復元を目指しておられます。VRでの膳所城築城にはまだまだ時間がかかりそうですが、学生さんたちが膳所城や膳所の町に関心をもっていただけるのはありがたいことです。今月29日の膳所町大津市合併90周年記念ふれあいまつりでは会場の膳所城跡公園で子どもたちにお城クイズもするそうです。仮にVR膳所城の復元に時間がかかっても若い人たちが膳所に関わっていただけることには、大きな意味と希望があると心から思っています。2023年10月17日 天髙
Nozomi Yさんのご協力で、英文による当館案内をHPでさせていただくようになりました。ご支持ご協力いただける皆様のおかげで少しづつ当館も社会的使命を果せていけると感謝しております。2023年10月15日 防災訓練
大地震を想定した防災訓練が膳所で実施されました。江戸時代にはたびたび大きな地震に見舞われた膳所ですが、過去を知らないと未来には備えられないと歴史は語っています。2023年10月13日 膳所小学校からのお客様
膳所小学校から2年生の皆さんが施設見学にお見えになりました。「どんな施設ですか」「どんなことを大事にしていますか」などの質問にお答えした後は美術館を見学していただきました。小さなお客様方は、展示している陶器にも水琴窟の音にも大いに興味があるようでした。当館では小学生の皆さんの見学を歓迎しています。小学生は無料(お抹茶は有料)です。是非お越しください。2023年10月6日 ハガキ発送
10年前にタイムカプセルに入れて膳所城跡公園に埋めていたハガキ796通のうち、亡くなられてご遺族のご住所が不明なものや宛名不明のものを除いた約760通のハガキを、膳所まちづくり委員会のメンバーで封筒に入れて、お書きになった方々に発送しました。受け取られる方々の感想が楽しみです。2023年9月29日 月代
月代とは、月の出の直前、東の空が白くなり始めたときを言いますが、煌煌と輝く満月に思わず声をあげるのと同じように、月が上がり始めるころの空の色と待ちわびる人たちの静かな様子もお月見会の楽しみのひとつです。本日は当館でのお月見会を開催させていただきました。当館から見る月の出は少々時間がかかりましたが、その間ギターとヨシ笛の演奏で月を待つ楽しみも味わいました。ご参加いただいた26名の皆様ありがとうございました。2023年9月25日 合併から90年
今年の10月には、膳所町が大津市と合併して90周年を迎えることから様々な催しが計画されています。私も実行委員のひとりとして多くの事業に関わらせていただいていますが、膳所町が大津市と合併した昭和8年は、八幡銀行と百卅三銀行が合併して滋賀銀行が誕生した年でもあります。2023年9月20日 露堂々
昨日は小堀遠州ゆかりの皆様が大勢見学におこしになりました。お迎えした掛物は「露堂々」季節が白露と言うことにもちなんでいますが、ありのままをご覧いただくと言う思いも込めています。しかし堂々といえるほどの展示とおもてなしができているのか、自戒の日々です。2023年9月13日 10年前のハガキ
いまから10年前の11月、膳所では膳所町大津市合併80周年記念イベントが開催され、タイムカプセルにはイベント参加者などがメッセージを書いたハガキ796枚が封入されました。今月10日、膳所まちづくり委員会のメンバーにより膳所城跡公園の地下約1.5mに埋められていたタイムカプセルが掘り出され、手形を押したハガキや両親へ感謝の言葉をつづったハガキなどは、10月1日本人に届けられる予定です。2023年9月11日 お月見の会
すでにご案内していますが、仲秋の名月の日に膳所焼美術館広間にてお月見会を開催します。ところで、膳所とゆかりのある芭蕉の句に「名月はふたつすぎても瀬田の月」とあります。この句を詠んだときは閏八月で仲秋の名月が二度ありました。今は名月は一度きりです。是非膳所焼美術館のお庭からご覧ください。2023年9月9日 壬申の乱
当館の前館長、松浦俊和さんを講師にお招きして膳所焼美術館セミナーを開催したところ、定員を超える28人の方がお見えになりました。本日のテーマは膳所ともゆかりの深い古代最大の内乱壬申の乱です。今回は戦いに敗れて亡くなった大友皇子に関する伝承が東日本に広がっている話をしていただき、義経伝説に近い印象を持ちました。大友軍はなぜ敗れたのか?大友皇子の最後の地「山前」はどこか?壬申の乱以後の大津宮はどうなったのか?など古代最大の内乱には興味が尽きません。ちなみに松浦さんは古代史だけではなく湖南地域の城郭研究においても著名な方ですから、違うテーマでの講演も楽しみです。2023年8月16日 千燈祭
立春から二百二十日に五穀豊穣と無病息災を願って、祭神に千個の燈を捧げる千燈祭が膳所の各神社で執り行われました。和田神社では夕暮れから境内で縁日も行われ、親子連が射的やスーパーボールすくいなどを楽しんでいました。2023年8月7日 花火大会
滋賀県での最大の花火大会は、明日8月8日大津港一帯で打ち上げられる「びわ湖大花火大会」です。もとは地元観光協会主催の浜大津花火大会と呼ばれていましたが、40年前に主催者は滋賀県に代わり、日本を代表する花火大会を目指すようになりました。4年ぶりの開催となった今年は、有料観覧席に来られる方以外、大津市以外からの来場を制限しようとしていますが、予想を超えるお客様がお見えになるのは確実です。その一方では地元の自治連合会から開催反対の意思表示がされるなど様々な問題も提起されています。2023年7月30日 麦湯祭
7月の終わりか8月初めに膳所の神社では麦湯祭が行われます。もっとも暑さの厳しい時に塩を混ぜた麦茶を沸かし参拝者にふるまうもので、実に理にかなっています。昔の暑さは今ほどではなかったでしょうが、塩分、麦茶のミネラルやポリフェノール、さらには鉄釜の鉄分など体が弱ってくる夏には欠かせない飲み物です。たぶん日本史上例のない暑い夏でしょうが、日陰でしっかり水分取って夏をやり過ごしましょう。(写真は和田神社)2023年7月27日 風鈴祭
和田神社では、7月24日から8月20日まで風鈴祭を開催。境内や参道に440個のガラス製風鈴が吊り下げられ、涼やかな音色を響かせています。2023年7月23日 親子の日
親子の日に因んで、親子で茶の湯に親しんでいただこうと茶の湯教室を開催しました。私からお茶の歴史やお茶席でのマナー、当館の山本さんや斎藤さんからお茶道具の話をしていただいた後、19人の親子の皆さんに広間でお茶を楽しんでいただきました。また、今回は特別にお茶室泉新庵ににじりぐちから入ることやお茶を点てることも体験していただき、大変喜んでいただけました。2023年7月15日 ゴールボール
膳所スポーツ少年団では、障害者スポーツ大会の種目のひとつ「ゴールボール」の体験会を開催しました。「ゴールボール」の選手は目隠しのゴーグルをして、相手ゴールを狙ってボールを転がすのですが、たよりになるのは味方の声とボールの鈴音だけ。防ぐ側も同じですから、仲間同士互いにうまくコミニケーションを取らなければなりません。障害者スポーツであると同時にコミュニケーションを深める上でも意義あるスポーツ種目です。2023年7月7日 七夕
天棚機姫といっても知らない方の方が多いでしょうが、日本の神様です。この方と中国の織女の伝説がひとつになって7月7日を「たなばた」と呼ぶようになりました。昔は笹竹に七夕に因んだ歌を書いて結びつけたそうです。「恋恋いて稀にあふ夜の天の川河瀬の鶴は鳴かずもあらなむ」実朝の歌です。でもこんな恋の歌を誰もが詠めるわけではありませんから、「百人のすけで七夕早くなり」歌を百人一首から選ぶようにしたら七夕の準備が早くできちゃったと柳多留にありました。2023年7月1日 半夏生
膳所市民センター2階の膳所歴史資料室では、本日から7月9日まで膳所藩士羽太(はぶと)家が大津市歴史博物館に寄贈された古文書や陣笠などを展示します。古文書は翻刻文と原文写真を併せて展示していますので、わかりやすくなっています。膳所藩藩政に関する史料は、ほとんどが廃藩時に焼却されており、羽太家史料は大変貴重なものです。膳所焼美術館のついでに膳所歴史資料室にも是非一度お立ち寄りください。2023年6月30日 茅の輪くぐり
本日で一年も半分が過ぎました。膳所の各神社では、夏越大祓の神事が執り行われ、昼過ぎには、無病息災を願って和田神社の茅の輪をくぐる保育園児たちもいました。2023年6月23日 アジサイ
大津市の友好都市のひとつにドイツ・ヴュルツブルク市があります。大津市制100周年にはなぎさ公園にドイツレストラン・ヴュルツブルグハウスが建てられ今も営業を続けておられます。そのヴュルツブルク市出身の有名人にシーボルトがいますが、シーボルトは日本から多くの植物標本を持ち帰り、後には日本の植物に関する本も出版しています。それら植物の中でも「アジサイ」を特に好んだらしく、アジサイの学名に日本人妻「たき」の名をつけようとしたほどです。2015年シーボルトにちなんで、なぎさ公園和田浜に日本の象徴「桜」とともに「アジサイ」が植えられ「桜とアジサイの路」と名付けられました。2023年6月18日 お庭ツアー
本日は朝から市民一斉清掃に参加した後、当美術館へ。10時前にクラブツーリズムの団体客の皆さんが約30人お見えになりましたので、お茶を飲んでいただいている間、膳所焼の由来や所蔵品、お庭の説明をしていました。お越しの皆さんはいずれも東京近郊の方々で、京都滋賀の知られざる名園をめぐるツアーとして、滋賀では本館のほか、蘆花浅水荘、三井寺、月心寺などを廻られます。こうしたコースに本館を入れていただいたことに感謝して、当館近くの粟津神社も案内させていただきました。再来週にもお越しいただく予定です。なお当館は1,800以上のお庭を紹介した庭園情報メディア「おにわさん」でも取り上げていただいています。2023年6月14日 Zの校章
膳所小学校からのご依頼で、6年生約100人の方たちに、膳所の歴史にまつわる話をしてきました。明治時代の膳所小学校の校章には英語のZが使われていたけど、昭和になって今のような漢字を使った校章になったのはなぜ?膳所には大工町という地名があるけど大工さんが住んでいた?といった学校の歴史や城下町の地名にまつわる話でしたが、坊主町にはお坊さんが住んでいた?と聞くと「野球部」という機知に富んだ回答をしてくれるなど、とても愉快な皆さんでした。膳所小学校6年生と先生方ありがとうございました。2023年6月12日 精進無涯
本日は評議員会が開催されました。膳所焼美術館は公益財団法人として大きな社会的責任を負っています。それは、膳所焼をはじめとする美術品の適正な管理と心地よく鑑賞していただける環境づくり。さらには焼物と茶の湯文化を将来に継承していくための活動などです。2023年6月8日 時知らぬ
当館では小林一三が富士を描いた膳所焼茶碗を所蔵しております。箱書きには業平の2023年6月1日 ヤマボウシ
膳所のなぎさ公園では、ヤマボウシが白い十字のような花をつけています。名前の由来となった僧の白い頭巾からは、比叡山の僧兵を思い起こさせますが、その比叡山延暦寺の開祖最澄が日本で最初にお茶の実を持ち帰ったと日吉社神道秘密記に書かれています。なぎさ公園では雨が近づく空の下を托鉢する僧侶の方たちにも出会いました。2023年5月27日 亀鳴く
本日は当館に膳所地域桜の馬場自治会の皆さんが大勢お見えになりました。私はクリーンボランティアの日でしたので坂本常務理事さんにお任せして膳所市民センター周辺の草引きです。そのあと、センターから徒歩5分、膳所城跡公園に祀られた「石鹿地蔵」にお参りすると、そのすぐそば、綿毛が舞うポプラの根元でアカミミガメが産卵のための穴を掘っていました。特定外来種ですから、生態系を守るため母亀も、産卵したら卵も駆除すべきとはわかっていますが、お地蔵様の傍です。亀も泣いている気がしましたので今回は見逃すことにしました。2023年5月23日 湖上浮軽舟
膳所焼美術館の令和4年度決算の承認を求める理事会が開催されました。理事会では、國松理事長からの山元春挙展に伴う来館者の増加や「90歳の絵ことば展」開催等の取り組みなど事業の成果報告と決算報告が行われ、参加者全員から承認されました。また、理事の皆さんからは若い人たちへの茶の湯文化の継承のための事業や蘆花浅水荘のように開かれた館運営が提案されたほか、館長日誌に対する温かい激励のお言葉もいただきました。2023年5月14日 百事如意
本日は春のお茶会を開催。雨に新緑が映えるお茶会になりました。お客様の中には赤穂や徳島、沼津からお越しいただいた方もあり、国松理事長以下関係者一同大変感謝しております。また接待していただいた表千家、裏千家の皆様方にも厚くお礼申し上げます。2023年5月10日 雀の子
膳所のなぎさ公園では、雀の子が巣立ち始めています。巣立ったばかりでまだ胸の羽が白い雀の子は、下に降りてもまだ親鳥から餌をもらおうと羽を小さく震わせ口を開けて餌をねだります。小さな命が懸命に生きている初夏です。雀と言えば、かつて膳所焼の土は茶臼山の南、「雀が谷」で採られていました。2023年5月2日 祭の準備
5月3日の五社祭を前に、膳所の各神社ではお祭の準備が進んでいます。3年ぶりのお祭を楽しみにしている人も多く、お祭はみんな主人公です。稚児行列に参加する子どもたちも大神輿を担ぐ人たちも御旅所に集まる町内の人たちも。明日はどうやら晴れそうです。2023年4月25日 花楓
紅葉は秋のものと思いがちですが、紅葉も春には花が咲きます。膳所のなぎさ公園にはイロハカエデの青い葉の先に薄紅色の花が満開です。花楓は春の季語で、山口誓子の句に「花楓新婚の二人椅子に揺れ」とあります。晩春の気持ちのいい昼にはお庭を見ながらお二人で静かにお茶はいかがですか。膳所焼美術館でおまちしています。2023年4月11日 松花粉
杉やヒノキの花粉は花粉症の原因として有名ですが、松も花粉を飛ばすことはあまり知られていません。琵琶湖岸なぎさ公園には粟津の晴嵐にちなんで多くの松が植えられていますが、今は松の花粉で靄がかかっているかのようです。2023年3月29日 膳所桜まつり
天候も桜の状態も良かったせいか、あるいはコロナからの開放感からか膳所城跡公園での桜まつりはこれまでにない人出になりました。今回は膳所町大津市合併90周年という事もあり、膳所の名園めぐりも開催。当館もコースに入れて蘆花浅水荘や本多神社とともにご案内いたしました。2023年3月29日 山花咲野鳥語
本日はレイカディア大学43期生の皆さんが当館にお越しいただきました。お迎えしたお軸は「山花咲野鳥語」、当館見学のあとにご案内した本多神社では、高松宮殿下お手植えの桜が満開でした。今年も花は咲き、鳥たちが歌っています。2023年3月22日 雨奇晴好
昨日は膳所城跡公園でハープや津軽三味線の演奏などが行われる花灯りステージが開催されましたが、あいにくの雨でした。それでも雨の中、演奏を楽しみに来られた方たち、テントを張り、ぜんざいで接待し、少しでも来られた方たちを温かくお迎えしようとしていた膳所まちづくり委員会の方たち、その光景を見ていたら「雨も良し」です。2023年3月13日 膳所の火まつりとライトアップ
昨夜、膳所城跡公園で膳所まちづくり委員会主催の「膳所火まつり」が開催。膳所石鹿太鼓の合図で公園湖岸にたてられたヨシ松明60基が一斉に点火されました。会場には琵琶湖マラソン出場のため熊本からお越しの方も訪れるなど大勢の人たちでにぎわっていました。また公園は4月はじめまでライトアップ試験点灯が実施中です。もうすぐ桜満開の季節ぜひ灯りに照らされた桜見物にもお越しください。2023年3月5日 桃花紅李花白
3月4日に開催した「90歳の絵ことば展」開催記念鼎談には定員を超える21人が参加され、国松善次当館理事長などから健康で生きがいを持って老いを迎えるための心構えなどの話があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。特に今年93歳を迎えられた桂忠延さんからの『素直に生きる』という言葉には多くの皆さんが頷いておられました。2023年3月1日 桜咲く
なぎさ公園和田浜の河津桜が咲き始めました。2023年2月19日 ヨシ焼き火まつり
昨日は、膳所学区の自治会やスポーツ少年団の団員等約130人が参加して膳所城跡公園北の丸跡のヨシ焼きと湖岸なぎさ公園約2キロの湖岸清掃を実施しました。ヨシは琵琶湖の水質浄化や生き物の生息地として大切な役割を果たしています。ヨシ帯は冬の終わりに刈り取り焼き払うことでヨシの芽生えを促すことになります。2023年2月10日 90歳の絵ことば展
来月1日から15日まで当館の元常務理事桂忠延さんが、90歳を迎えた心境を絵に詩や文章を添えた「絵ことば」の作品約30点を当館広間和室で展示します。絵ことば展は無料(美術館見学はお抹茶付き900円)です。是非お越しください。2023年2月3日 豆まきと白いカラス
膳所焼美術館は1月2月土日祝日しか開館していませんので、ずいぶんご迷惑をおかけしていると思いますが、その分3月から楽しんでいただける企画を用意しますのでお許しください。今夜は膳所の和田神社で節分の豆まきが3年ぶりに行われました。大勢の子どもたちが集まり、鬼に豆を投げて元気のいいところを見せてくれました。ところで昼間、膳所のなぎさで白いカラスを見かけました。節分に白いカラス、なんだかいいことがあるようにと、思うことにします。2023年1月25日 大雪
膳所は今年初めての雪になりました。江戸時代には草履の裏に獣皮を貼った雪駄が重宝されたといいますが、この大雪では利休発案とされる雪駄も役に立ちそうにありません。窓の向こうの雪を眺めながらのお茶にします。2023年1月12日(木) 三方よし+2
新年最初のスタッフミーティングがあり、これからの美術館の取り組みについて話し合いを行いました。そのあとの懇話会で国松理事長から近江商人の三方よし(売り手よし 買い手よし 世間よし)に加えて、これからは「地球よし」、「世界よし」を付け加えるべきだというお話がありました。2023年1月2日 寒風に向かって新たな年を
新年あけましておめでとうございます。1月2日寒風の中、新春マラソンが膳所のなぎさ公園で開催され、約千人のランナーが湖岸を走りました。2022年12月25日 今年もお世話になりました
膳所の神社では、しめ縄を新しくするなどの迎春準備が氏子の皆さんにより行われました。神社ではしめ縄は結界を表わす重要なものですから、毎年新しいものに代えられます。2022年12月20日 関
今年最後の理事会でした。8月に理事のお一人から提案のあった組織体制や人事など美術館運営改革案についての審議と滋賀県公益認定等委員会の立入検査の結果などの報告がありました。美術館の経営改革については、公が進める指定管理に近い案も出されましたが、公益法人としての公益認定条件を踏まえ慎重に検討する必要があるとし、今後も現体制を維持しながら、理事会を中心に様々なご意見を実現していくよう確認されました。2022年12月17日 来年はうさぎ年
今年ももうすぐ終わります。この一年コロナの感染が拡大したり治まったり、ロシアによるウクライナ侵略、その結果物価の高騰、色んなことがありました。もちろん大谷選手やサッカーWカップでの日本選手の健闘など明るいニュースもありましたが、なんとなく靄がかかったような年でした。2022年12月9日 ツバキの花
本日は理事長との月例ミーティング。滋賀県からの公益法人に関する監査指摘事項の確認などを行いました。2022年12月7日 陽炎池
膳所焼美術館のあるあたり、現在の粟津神社のかたわらには、かつて陽炎の池と呼ばれた池がありました。このあたりは湧き水が多く、瓦ヶ浜御殿の大きな池にも湧き水があったと言われています。陽炎池は謡曲田村や近江輿地志略、近江名所図会にも記されており東海道膳所の名所の一つにもなっていたのでしょう。2022年11月30日 カワウの群れ
晴れ上がった湖上にカワウの群れが東から西へと移動し続けていました。膳所の老漁師田中さんによれば「ハイジャコの群れを追うているんやろう」と言うことですが、これからカワウにとっても食料の乏しくなる時期です。琵琶湖の生き物たちにとっても生きるための厳しい冬がやってきます。2022年11月26日 膳所茶復活を子どもたちとともに
膳所小学校では、保護者や地域活動を推進する京信膳所支店、学校運営協議会などの手を借りて膳所茶の復活を目指しています。2022年11月20日 3年ぶりのお茶会
昨日は秋晴れの下3年ぶりにお茶会でした。大勢の方からお問い合わせがありましたが、コロナ禍ということもあり、誠に勝手ながら70名様に限定して開催させていただきました。2022年11月14日 生児現成
子どもたちの茶の湯教室を終えた後、子どもたちがおいしかったと言ってくれたことに驚きました。僕には堅ぐるしいきまりばかりで、窮屈に思ってはいないかと心配していたからです。2022年11月10日
先客は水浴び中 今日は国松理事長や坂本常務とお茶会の打ち合わせ。会議を始めると、蹲で水浴びする先客が。じゃましないように静かに、静かに。2022年11月6日 小学生茶の湯教室
本日は朝から膳所小学校の児童の皆さん6人と一緒に茶の湯の作法を学びました。2022年11月3日
一期一会2022年10月29日
本日から膳所市民センター2階の膳所歴史資料室で膳所の風景絵画展が開催されています。膳所の風景絵画を通じて、歴史に培われた膳所の風景を大切にしていこうと言う気持ちを次代に繋げればという願いからの展示会です。是非一度ご覧ください。2022年10月15日
膳所小学校の2年生の皆さんが美術館の見学に訪れました。あらかじめ用意してきた質問をいくつかされたのですが、そのなかに「一番値打ちがあるのはなんですか」という質問がありました。とても正直な質問です。僕も国宝か、重文かということでその価値を値踏みしてしまうことがあります。そのときの私の答えはこうです。